健康診断・がん検診・ミニドックのご案内

特定健診について

平成20年4月、高齢者の医療の確保に関する法律の施行により、医療保険者に特定健康診査の実施が義務づけられました。
枚方市国民健康保険課の加入者で、40歳以上74歳以下の人には枚方市国民健康保険課から受診券を送付されていますので、当院にご持参ください。
その他の医療保険に加入の場合は、各保険者へお問い合わせください。

実施有効期間（令和2年度）	令和3年3月31日まで
対象者	枚方市国民健康保険の加入者で、40歳以上74歳以下の方
自己負担額	無料
健診内容	1.基本項目 （1）問診（服薬歴、喫煙歴など） （2）身体測定（身長、体重、腹囲） （3）理学的検査（身体診察） （4）血圧測定 （5）血液検査 □脂質検査（中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール） □血糖検査（空腹時血糖・ヘモグロビンAlc） □肝機能検査（GOT・GPT・γ-GTP） （6）尿検査（尿糖、尿蛋白） （7）心電図 2.詳細項目（一定の基準により医師の判断にて実施） 貧血検査、眼底検査 3.独自項目（枚方市内特定健康診査取扱医療機関でのみ実施） 血清クレアチレン、尿酸、尿潜血
健診結果の通知	健診実施後、国民健康保険の審査・支払い機関（国保連合会）を経由して、約2～3ヶ月後に結果通知が自宅に送付されます。

【大阪府後期高齢者医療健康診査】【健保連集合A・集合B】【健保連集合B】が自宅に送付されてきた方も、当院で健診を受けていただけますので、お問い合わせください。

	対象
大阪府後期高齢者 医療健康診査	75歳以上の方、65歳以上75歳未満で一定の障害があると認められた方
健保連集合A・集合B	健保連集合B
健保組合・全国健康保険協会・全国国民健康保険組合協会 地方共済組合・共済組合連盟・私立学校共済加入者で 受診券に上記の集合A・集合Bと書かれているもの

枚方市がん検診について

当院で実施しているがん検診は、胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がんの4種類です。

胃がん健診

胃がん検診は従来35歳以上の方で、1年に1回の胃部X線検査（バリウム検査）のみでしたが、2017年4月より50歳以上の方で、2年に1回の胃内視鏡検査が追加されました。
当院では超細径（5.8mm）内視鏡での検査を実施しております。
詳しくは当院受付までお問い合わせください。

肺がん検診（65歳以上の人は、結核検診を含んでいます）

肺がんから身を守るためにも、1年に1回は受診しましょう。

大腸がん検診

大腸がんから身を守るためにも、1年に1回は受診しましょう。
2日分の便を検査する検診です。

前立腺がん検診

前立腺は膀胱のすぐ下で尿道を取り囲む、男性特有の臓器です。
前立腺がんは早期に症状が現れにくい病気で、近年増加傾向にあります。
早期発見・早期治療のため、1年に1回検診を受けましょう。

	対象	検診内容	検診料（税込）
胃がん検診	50歳以上の市民	問診・胃内視鏡検査	¥2,000
肺がん検診	40歳以上の市民	問診・胸部X線撮影	¥300
大腸がん検診	40歳以上の市民	問診・免疫学的便潜血反応検査2日法	¥300
前立腺がん検診	50歳以上の市民	問診・血液検査（PSA検査）	¥500

結果は、当院よりお渡ししますので来院お願いいたします。

労働安全衛生法に基づく健康診断のご案内

企業単位で健診の申込みを受け付けております。
受付に電話でお申し付けください。

胃がんリスク検診（ABC検診）のご案内

現在、胃がんの患者数は約22万人となっており、がんの中でも大腸がんとともに最も患者数が多くなっています。
塩分の過剰摂取や野菜と果物の摂取不足などの食事要因と、喫煙との関連性以外に、胃に感染するヘリコバクター・ピロリ菌（以下、ピロリ菌）が胃がんの発生要因であることも判明し、除菌治療を推奨されています。
しかし、現時点ではピロリ菌除菌の保険診療適応疾患は胃・十二指腸潰瘍などの一部に限られています。

ピロリ菌は40歳以上の約80%が感染しているといわれ、胃粘膜に炎症や萎縮性変化をきたし、慢性胃炎、胃潰瘍、胃がんの原因となります。
また、ペプシノゲン（以下、PG）は胃液に含まれる物質で胃粘膜の状態により生産能が変化します。
胃粘膜も皮膚と同様に老化性変化をきたし萎縮してくると、PG量は減少してきます。
ピロリ菌、PGともに粘膜の萎縮がキーワードになってきます。

胃がんリスク検診（ABC検診）は採血で胃粘膜の状態を把握し、胃カメラ検査まで要するかを判断できる検査です。
ピロリ菌の感染も心配だが、いきなり胃カメラ検査には抵抗のある方にお勧めです。

胃がんリスク検診（ABC検診）内容

血液検査

血中ピロリ菌抗体検査・ペプシノゲン検査（ABC検診）

¥5,500（税込）

胃がんリスク検診は採血で胃粘膜の状態を把握します。
検査の結果、タイプにより胃カメラを受けた方が良いか判断します。
ヘリコバクター・ピロリ抗体が陽性の場合は除菌をお勧めします。
費用は公的医療保険が適用されませんので、全額自己負担（自費）となります。
検診は予約制となり、ミニドックなどと組み合わせていただいても結構です。
事前に受付で予約（TEL 072-804-3008072-804-3008）をお願いします。

※この検診ですべて胃がんが発見される訳ではありませんので、自覚症状などありましたら早期に医療機関を受診してください。

基礎検診を中心にがん検診用として男女限定、推奨セットを用意しております。
また、基礎検診またはセットに追加でオプションからご自身で検査項目を選択してお申し込みいただけます。
ミニドックは予約制で検診項目によっては、午前からでも実施可能な場合がありますのでお問い合わせください。
予約は随時行っておりますので、検診内容、実施希望日が決まりましたらお電話またはFAXでお知らせください。
ご予約が済みましたら『ミニドック問診票』『検査容器』などをお送りします。
ミニドックの所要時間は検診内容により多少異なりますが、1～2時間程度を予定しております。
ご不明な点がございましたらクリニックまでお問い合わせください。
（価格は消費税込で、随時変動いたします）

ミニドック内容

基礎検診	¥12,000（税込）
内容詳細	問診・聴打診・身長・体重・BMI・腹囲・血圧・直腸診（希望者のみ） 検査項目:血液／尿／視力／心電図／胸部レントゲン

オプション内容

血液検査	[GOT（AST）・GPT（ALT）・γ-GTP・中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール・クレアチン・尿酸・血糖・HbA1c・末梢血液一般 （白血球数・赤血球数・血色素量・ヘマトクリット・MCV・MCH・MCHC・血小板数）]
尿検査	[ウロビリノーゲン・潜血・ビリルビン・ケトン体・糖蛋白質・比重・pH・亜硝酸塩・白血球]
視力検査	[視力遠点]
心電図	[安静時12誘導]
胸部レントゲン	[胸部デジタル撮影]

オプション内容（画像検査）

（1）頸動脈エコー ¥3,000（税込） （動脈硬化、脳梗塞のリスク発見に有効）
（2）乳房エコー ¥3,500（税込） （乳がん検診として有用）
（3）腹部エコー ¥5,200（税込） （肝臓、胆のう、腎臓など異常発見に有用）
（4）骨密度検査 ¥3,000（税込） （骨粗しょう症の発見に有用）
（5）胃カメラ ¥13,000（税込） （食道、胃、十二指腸の病気発見に有用）

オプション内容（採血検査）

がん腫瘍マーカー（血液検査項目）各¥1,500
（6）消化器がん全般・甲状腺がん （CEA）
（7）膵臓がん （CA19-9）
（8）肺がん （SCC）
（9）肝臓がん （AFP）
（10）前立腺がん （PSA）
（11）卵巣がん （CA125）
（12）乳がん （CA15-3）
肝炎・甲状腺検査
（13）B型C型肝炎セット（HBs抗原定性・HCV抗体定性）¥4,000（税込）
（14）甲状腺セット（TSH・FT4・FT3）¥4,000（税込）

オプション内容（便検査）

（15）便潜血（2回法） ¥1,100（税込）
（16）ピロリ菌抗原 ¥3,000（税込）